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ドビュッシー アラベスクの難易度・解説

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ドビュッシー アラベスク一覧

アラベスクは、ドビュッシーがローマから帰った直後の1888年に書かれた作品です。
2曲で構成され、それぞれバレエ音楽を思わせる一面があります。
第1曲は美しく優雅さを求める一方、第2曲には躍動感あふれる軽快な遊び心が感じられます。



曲名 調性 難易度
アラベスク 第1番 ホ長調 4(中級)
アラベスク 第2番 ト長調 4(中級)

※難易度は「G.Henle」の評価を参考にしています。

ドビュッシー アラベスクの難易度・解説

第1曲、第2曲、それぞれ「4(中級)」のランクに属しています。
4/4拍子のリズムで始まり、複雑な変化・転調は行われないため、基本的な運指が身についていれば、
第1曲、主部の分散和音には難なく対応できるでしょう。



アラベスク 第1曲

アンダンティーノ・コン・モト 4/4拍子 3部形式で構成、
伸びやかで流麗な旋律、その音色はまるで大自然の中の美しい清流のような優美さを備えています。
この第1番には「フランスのクラヴサン音楽」「バッハの鍵盤音楽」に対する思いが込められていると言われています。

調性 ホ長調
拍子 4/4拍子
目安演奏時間 3:40~4:10
難易度 4(中級)

アラベスク 第2曲

アレグレット・スケルツァンド 4/4拍子、3部形式、
第1曲の優美で大人びた曲調とは対照的に、快活で躍動感に溢れた音色が広がります。

調性 ト長調
拍子 4/4拍子
目安演奏時間 2:50~3:20
難易度 4(中級)
  • 2024年9月3日、記事内容を更新